1977-10-26 第82回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第4号
しかしながら、現段階では、少なくとも現状程度のNOx大気環境濃度については、その健康被害との関係は明らかにされておりませんし、先般、環境庁が発表いたしました複合大気汚染健康影響調査、自動車道沿道住民健康影響調査によりましても、NOxによって補償制度に取り入れなければならないような明確な健康被害があるとの知見は得られておりません。
しかしながら、現段階では、少なくとも現状程度のNOx大気環境濃度については、その健康被害との関係は明らかにされておりませんし、先般、環境庁が発表いたしました複合大気汚染健康影響調査、自動車道沿道住民健康影響調査によりましても、NOxによって補償制度に取り入れなければならないような明確な健康被害があるとの知見は得られておりません。
いま環境庁は複合大気汚染健康影響調査あるいは自動車道沿道住民健康影響調査、こういうものを行って、この結果をもとに窒素酸化物の扱いを決めるというふうに聞いておりますが、しかし二酸化窒素の健康に対する影響については、すでに明らかであります。したがって環境基準も決められておるわけであります。